【初心者 DIY】ストラックアウトを製作

こんにちは。そのべです。

先日バッティングセンターに行きました。

そこのバッティングセンターでは、数々の景品が用意されていて、

バッティングでは的に当てればホームラン賞で千円

ストラックアウトでは12球で9枚の的を抜くと5千円でした。

ストラックアウトに挑戦してみましたが、結果は3枚で球速は85km/h...(泣)

バッティングセンターのお兄さんに冷たい目で見られました(笑)

コントロール能力を上げて、ストラックアウトで5千円の景品をゲットしたい!

その思いから、まずは練習用のストラックアウトを用意するため購入しようと調べてみましたが

価格は3万6千円でした...(高すぎる)

そこで、自作でのストラックアウト作りに挑戦してみました。

完成したストラックアウトがこちらです!

正面

それでは前置きが長くなりましたが、軟式ボール用のストラックアウトの作り方を紹介します。

ストラックアウトの設計図を作成

ストラックアウトに求める機能として、下記3つを考えました

①持ち運びがしやすい(20kg以下)

②車に入る大きさ(1.6m×1.0m以内)

③製作費用は1万円以内

設計図を作成する前に、他に作成している人いないか調べたところ、

ストラックアウトDIY(材料費約1600円)

https://atsumin.inashihon.com/2019/12/04/post-1389/

とっても参考になる記事を見つけられました。

ただし、こちらはゴムボールで使用することを前提に作成していました。

そこで、今回はこちらを参考に軟式ボールに耐えられる構造としました。

設計図がこちらです。

正面板
背面板

①から④の材料は下記の通り!

① 30mm × 40mm × 1024mm 2個

② 30mm × 40mm × 510mm 8個

③ 168mm × 218mm × 19mm 9個

④ 30mm × 40mm × 1160mm 2個

ホームセンタで材料を購入

早速、ホームセンタで材料を購入します。

購入した材料は下記の通りで、合計 1万1076 円です。

これでも節約して買い物したつもりでしたが、結構かかっていました...

買ったものは、全てもれなく使い切ることができました。

この他にも、余りでもっていた補強用の金具などを使っています。

① 杉野縁 30mm × 40mm × 1820mm × 4個  1,738 円

② 184mm × 2440mm × 19mm         1,848 円

③ マルチカットビス 3.5mm × 25mm      272 円

④ シンプソン金具 90°アングル × 16個     1,888 円

⑤ 蝶番 2個セット × 10個 1,810 円

⑥蝶番 25mm × 2個              308 円

⑦ M10ボルト 長さ80mm × 4本         284 円

⑧ M10ナット                    152 円

⑨ M10ワッシャー 4個セット × 2個 132 円

⑩ ねじ 3.5mm × 16 mm 100本 × 2個      854 円

⑪ドリル (穴φ11.5用)   638 円

⑫ 水性ニス(100均) × 2個             220 円

⑬ 水性ニス塗装用ハケ×2個             220 円

⑭ 水性ウレタンニス                 712 円

~参考(写真)~

④ シンプソン金具 90°アングル

⑤ 蝶番 2個セット × 10個

⑥蝶番 25mm × 2個

⑭ 水性ウレタンニス

ストラックアウトの製作

それでは、簡単にストラックアウトの製作手順を説明します。

材料の切り出しは、ホームセンタで行っていただきました。

なので、自分でやるのは、組立と塗装です。

組立手順は下記の通り!

① シンプソンの90°金具を使って、正面板と背面板の枠を組み立て

 完成図でいうと、正面板では2つの赤丸の部分になります。

背面板の枠に関しては全て組立て問題ありません。

 正面板では、的となる板を先に付けた状態で枠に組立した方が楽なので後からつけます。

② 枠に的となる板を組立

枠となる木材に、蝶番を使って取り付けていきます。

ちょっと、寸法がぴったり過ぎて的同士で若干こすれてしまう感じでした。

後から紙やすりでこすってあげれば問題はありませんでしたが、

両端をあと5mmずつくらい長くしておけばよかったかなと思いました。

つまり、横の木は、510mmではなくて520mmの方がベターだったかもしれません。

ただ、寸法がピッタリな分取り付ける際は迷うことなく並べて取り付けられるので楽でした。

この作業を3セットやり、3列の横の枠を製作しておきます。

③ ①で作った枠に②で作った枠を取り付け

下の完成図でいうところの6つの赤丸の部位です。

ただこれだけでは、固定が弱かったので、横のストレートの黒いプレートを取り付けています。

④ 背面板の3段目の枠に的受けとなる木材を取り付け

的受けとなる木材は、材料②で的を使用した余りの木材を使用しています。

機能上、一番下の段は90°でとまらなくても差し支えないのですが、

的が下向きまで倒れると蝶番に負担がかかってしまうため90°付近で止める構造にしました。

⑤ 塗装とウレタンのニスを塗る

100均の塗料は思っていたより良いです!

80mlの塗料2つで十分全体塗装できました。

ウレタンのニスは、表面を硬化させ耐水性と木材の割れを防ぐ効果があります。

少々高いですが、耐久性をあげるために今回は塗装してみました!

⑥ 乾燥後、的が倒れた時に接触する枠の部分にゴムを貼る

以上で完成です!

まとめ

初めてのDIYでしたが、なかなか上手く作れたのではないかと思います。

価格は、予算をはるかに超えて、 1万1076 円でしたが、途中から費用がどうでもよくなりました笑

重さは、大体15kgで、折りたためるので運ぶことは可能そうです!

製作している中で、自分が考えたものを形にできるっていうのは、やっぱり楽しいなと感じました。

軽く軟式ボールを投げてのテストはしてみた感じは、問題なさそうです。

後日、思いっきり投げた85km/hの私の球に耐えられるかテストした結果は、こちらになります。

結論からいうと、軟式で使うのであれば、この製作方法はオススメできません...

プロフィール
そのべ

国立大学機械学科に入学。
機械工学の勉強をし、大学院では魚の泳ぎ方について研究して修士卒業。
現在は、メーカーで品質管理の仕事に携わる。
QC検定準1級を取得。現在は1級取得を目指す。

将来の夢
「本を執筆して一人でも多くの”わからない”を”わかった”に変えること」

そのべの備忘録では「統計学」「アプリ作り方」「自分の人生で得た教訓」など幅広く役立つ備忘録を配信しています。

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