こんにちは、そのべです。
社会人2年目が終了し、来年から3年目になります。
私は、新卒で大手メーカーに入社後、当初の開発職希望が叶わず品質管理の部署に配属されました。
研修時はまだ配属された実感がなく同期とワイワイして社会人生活を送っていました。
しかし、配属時から徐々に思い悩むことが増えてきてました。
今回は、今後の自分の社会人生活をどう送るべきかについて考えていきたいと思います。
同じく、配属希望が叶わず思い悩んでる方の励みになれば幸いです。
社会人2年目で感じた漠然とした不安
まず、品質管理の仕事を実際1年やり、自分が思い描いていた業務とは程遠いことが分かりました。
品質管理は、製造会社にとっては重要な役目であることは、この一年で重々承知しましたが、
品質管理の仕事は、言ってしまえば「社内から煙たがられ、下請け業者からも嫌がる仕事」です。
不具合発生時に納得しない責任を押し付けられ、不具合対処処置として面倒なことを押し付けられるからでしょう。
一般社会で言えば、メーカーの警察官みたいな立ち位置です。
そのため、この仕事がやりたい!っていう人はなかなかいないのが実情です。
品質管理の仕事をしている先輩をみてみると大体下記のような事情で、この部署にいるように見えます。
- 家計を支えるために仕事するしかない
- この会社が潰れてリストラになることはないし安泰そうだからいいかな
- 異動して住む場所が変わるのも大変だし、この部署で定年を迎えるのがいいかな
この実情を1年で悟り、私は不安を抱えるようになりました。
こうした不安な思いが、何も考えていない、ふとした瞬間に頭をよぎるようになりました。
そして、時には軽い頭痛も起きるくらいになりました。
ネットで、鬱診断をしてみると、「軽度のうつ」と表示されました。
自分が禿げる夢も何回か見ました(笑)
もちろん、これらの不安の根源は、仕事の職種についてです。
一見、関係のなさそうな「お金をもっと貯めないと」といった不安も、掘り下げていけば次のようになります。
以上より、「お金をもっと貯めておかないと」の悩みの本質は、自身の力量で食っていける実力があるとは言えないためです。
おそらく、こうした不安から、自然とブログをやってみよう!とか、株をやって稼いでみよう!といった行動につながっているのだと思います。
上司面談で自分の思いを正直にいってみた
これまでに、述べてきたように私の全ての悩みの根源は、入社前に自分がやりたい!と思った業務が行えず、社外でも役立つような能力を身に付けられている実感が湧かない現状のためです。
ということで、少し躊躇はしましたが、上司との期末面談で率直に話してみました。
入社時からの開発業務に携わりたい気持ちは消えず、このまま開発業務に携えないのは嫌です!開発職に異動できる可能性はないですか?
そうか…。開発職は人が多く、逆に開発職から出される人が多くて異動は難しいね。
そして、開発職と言っても、そのべがやりたいと思っている開発できる人は限られているよ。
そうなんですか…
開発職でも名ばかりで図面の訂正業務が主な人が多いとは聞いてました...
任されたことを一生懸命にやることで、自然とその道のプロになっているというものや。
そういう心構えで仕事をするのも一つの方法ちゃうかな。
今回、異動希望を伝えるのに少し躊躇し、伝えた結果として解決には至ってませんが少し気持ちが楽になりました。
なので、もし入社間もなくて希望が叶わず不満に思っている方がいたら率直に上司に伝えるのは凄くお勧めです。
これから就活を迎える人たちに伝えたいこと
自分の不安の根源が明確になり、それを根本的に解決するのは難しいことがわかりました。
正直、自分の選択において後悔すべき点が多々あります。
就活生のときに、もっと調べておけばよかったなと思うことばかりです。
これから就活を迎える方のために、次にまとめておきたいと思います。
- 大手企業で1からのモノづくりに携われる人は、開発職でもごくわずか
- ローテーションが約束されてない場合、最初の配属先は、会社員生活を左右するほど重要
- 大手企業ほど分業化が進んでおり、仕事の幅が狭い
まず、1つ目として、理系であれば多くの人が開発職を希望し、そしてその多くは私と同じように新機種の立ち上げに携わりたいと考えているため競争が激しいです。
大手企業で、そのようなポジションの可能性を用意される人は、おそらく学歴が高いなど他の人より秀でた要素を持っているか、そこ以外に配属させるとすぐ退社しそうなこだわりが強い人だと思います。
したがって、どうしても新機種の立ち上げに就きたければ、少し人気のない企業に入社するのも1つの手だと考えられます。
大手企業に入社して、もちろん給料が一定水準より高めで福利厚生が良いのは、人によっては最高と感じる人もいるかもしれませんが、それが全てではないと感じました。
自分自身が、やりたい仕事でがむしゃらに働きたい!という人は、大手企業にこだわるとかえって後悔すると思います。
そして、2つ目として最初の配属先は重要です。
よく、最初の配属面談では自分は任されたことをやり遂げます!と言った方が好印象であるため良いと書かれている記事を拝見します。
しかし、これは会社にとって都合のいい人材となるだけです。
ちなみに私の勤める大手企業では、最初の配属先でその配属先のモデルケースみたいなのがあり、その後の移動先が大体決まっているケースが決まったりしています。
つまり、各個人の適正等が反映されにくい体制になってます。
したがって、最初の配属面談時は、これでもかというほど自分の希望を伝える方がいいでしょう。
3つ目として、大手企業は分業化が進んでいるです。
よく言えば、ワークシェアリングですね。
これは、大半の人のイメージ通りだと思います。
開発職にしろ生産部にしろ、外資系企業や規模の小さい会社に勤める大学の友人から話を聞いたところ、一人当たりでの仕事の幅が広くやりがいを感じられる傾向があります。
一方、残業時間が多くなりますが...
まとめ
ということで、配属希望が叶わなかった社会人2年目の現状と会社事情の見解を述べてきました。
そして、これから私自身がどうしていくか考えた結果は次の通りです。
- 与えられている業務を全力で行う
- 社内公募に着目して自分が興味ある分野があれば挑戦
- 転職市場を定期的に確認
- 自分が身に付けたい知識は自己啓発で身に付ける(できるだけ資格など見える形にする)
簡単に言えば、目の前にある業務を全力でやり、自分の成長につなげて、他に自分が挑戦したい分野を模索し準備も進めておくということですね!
私と同じ立場の方も、一緒に自分の納得のいく道を探しましょう!
それでは2023年度も頑張りましょう!!
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